受賞理由
テレワーク環境は整っていたものの、利用者が増えなかったことから、テレワーク・デイに合わせて、テレワーク、時差通勤、休暇取得を推奨するとともに、当日の勤務予定を各職場の管理者から報告してもらうことで取組みに巻き込み、社員11,000名のうち約8,750人が参加した。【(内訳)テレワーク:2,950人、時差通勤(8時以前もしくは10時以降の出社)3,300人、休暇取得:2,500人】また、西武鉄道が時差Bizに合わせて実施した「S-TRAIN快適通勤応援キャンペーン」の乗車モニターを募集し、約50名が参加(のべ約380回の時差通勤を実施)した。
平成30年5月の創立30周年を契機に「Trusted Global Innovator」を新たなグループのビジョンに掲げ、さらなる事業のサービス化、グローバル化を推し進めるNTTデータ。そんな同社は、社員一人ひとりを大切にした個人を尊重する風土のもと、働き方改革にも力を入れており、早くからテレワーク制度を導入してきた。しかし、なかなか利用者が増えない状態の中、昨年のテレワーク・デイや時差Biz参加をきっかけに社員の意識が変化し状況が変わってきたという。そんな状況の変化や、時差Biz、テレワークの取り組みについて、ダイバーシティ推進室の杉山志保室長と来間貴浩課長にお話を伺った。