受賞理由
鉄道会社として従前より分散出社に取り組んでいたが、近年、従業員の働きやすさと生産性向上を目的に、スライド勤務やサテライトオフィス勤務など、働く時間と場所の自由度を高める取組にも注力。今回の時差Bizでは、分散出社の中でも生産性向上の観点から、特に「朝型勤務(アーリーワーク)」を積極的に推奨するため、早朝出社した社員にセルリアンタワー東急ホテルのブレッド等を提供するなど、恒常的施策に加えキャンペーン施策を実施した。また、時差Bizをより多くの会社が実施するよう、都内に事業所を有する当社連結子会社約40社に時差Biz実施を呼びかけた結果、スライド勤務導入など全社が時差Bizに参画するに至った。
東急電鉄は初年度から時差Bizに参画。鉄道利用者の快適な時差通勤を応援する取組を行い、平成29年度時差Biz推進賞(プロモーション部門)を受賞した。鉄道事業者としての取組だけでなく、自社の社員向けの取組も行っていたが、今年はさらに内容の充実を図ったという。
社員の働きやすさと生産性向上を目的に、働く時間と場所の自由度を高める取組に注力している同社は、時差Bizへの参画をワークスタイル・イノベーションの一環と位置付けている。そんな同社の時差Bizの取組について、人材戦略室労務厚生部統括部長の下田様、同部主事の髙橋様、事業開発室NewWork担当プロジェクトサブリーダーの野﨑様から話を伺った。