受賞理由
早朝時間帯に4路線で臨時列車を運行(東西線・半蔵門線・日比谷線・副都心線)。「東西線早起きキャンペーン」(通年)を実践したほか、夏の時差Bizに合わせ8月10日まで期間を拡大して豊洲駅混雑緩和キャンペーン「とよすプロジェクト」を行った。そのほか、東京メトロアプリにおける平日の全時間帯、全路線の列車の混雑情報の提供(有料列車および綾瀬駅~北綾瀬駅間を除く)、夏の時差Biz中の「メトロ de 朝活」の開講、「サテライトオフィスサービス」の実証実験といった、オフピーク通勤を促進する取組を幅広く実施した。
都心部地下を走り、多くの通勤客の重要な「足」となっている東京メトロ。そのほとんどの路線が、朝8~9時及びその前後の時間帯に集中して混雑する。その混雑の緩和を目指し、同社ではこれまでも積極的に各種施策を実施してきた。駅の整備・改良といったハード面はもちろん、通勤客が楽しめるキャンペーンなどソフト面でも工夫を凝らし、快適な通勤・通学の実現に向け努力を続けている。その詳細な内容について、鉄道本部営業部旅客課に所属する梅川勇太課長補佐、西崎絋一郎様の両名から話を伺った。