受賞理由
社員が働くことにワクワクしながら多様な働き方を継続的に考えていく機会として、「ワクワク、スマートワーク」をテーマに掲げ、フレックスやテレワークを実践。3か月間、個人や部門単位で255人が参加し、「仕事の内容に合わせて、自律的に時間と場所を選択して働くこと」や「上司と部下の相互信頼性の高いコミュニケーションの実現」を目指した。活動促進のため、朝食提供や参加者コミュニティ形成なども実施。今後、参加者の行動記録データをもとに効果測定を行い、組織としてスマートワークを実現するための課題抽出につなげていく。
文房具やオフィス家具の製造・仕入れ・販売だけでなく、働く環境やオフィス空間の提案も行い、快適な「働く」を広く提供し続けているコクヨ。自社においても快適な「働く」を実践するため、さまざまな取組を行っている。平成27年にはコアタイムなしのフレックスタイム制や在宅勤務などの制度をスタートさせ、社員に対してその活用を勧めてきた。しかし、制度だけが整っていても人は動いてはくれない。そこで同社は時差Bizを追い風に、社員一人ひとりが自らの働き方を考えるよう促進していった。そのための取組とは、いったいどのようなものだったのか。人事統括ユニットリーダー赤木様と、勤労厚生ユニット藤井様から話を伺った。